2023年6月30日 / 最終更新日 : 2024年8月5日 crossub Firadis WINE

Firadis WINE Clubのワインらくらく定期便赤ワイン5000円コースの2回目が届きました☆

赤ワイン5000円コースの2回目が届きました

私はワイン専門商社である株式会社フィラディスが運営するワイン通販サイト「Firadis Wine Club」で展開しているワインの定期便、ワインらくらく定期便を利用しています。私が選んだコースは毎月3本の赤ワインが届く「赤ワイン5000円コース」で、月額は税込5,000円（※夏季：6月～9月はクール便必須のためプラス税込330円）です。

前回4月の第1回目から1ヶ月経ち、第2回目が5月28日に到着しました！梱包は前回と同じ、一瓶ずつプチプチに包まれて箱に入っていました。

しかし！今回は開けてびっくり、１つ大きな変化がありました。フィラディスの旧定期配送サービス（2023年4月配送分まで）では、ワインと一緒に各ワインに合うオリジナルレシピが同梱されてきましたが、ワインらくらく定期便（2023年5月配送分から）ではレシピの同梱がありませんでした。非常に残念！

公式通販サイトを見ても、レシピの記述がなくなっていたので勝手が少し変わったようです。

ワインの生産地情報や、季節に合わせたワインのコラムを楽しめる資料を、毎月ワインと一緒にお届けします！資料を読みながら、ワインを楽しんでください。
Firadis Wine Clubから引用

しかし、レシピはないものの同梱されてくる資料がプリンターの印刷物からしっかりとした冊子にグレードアップされていましたのでそこはちょっと嬉しいかもです！こちらの冊子には選んだコースの情報だけでなく、全コースのワインリストが載っておりそれぞれの説明が書かれています。また、ワインについての連載もありました♪

第2回目（5月）のラインナップ

2023年5月のワインらくらく定期便のラインナップはこちら！

Chateau Bellevue La Randee Bordeaux 2016　（フランス/ボルドー産　カベルネ・ソーヴィニヨン 45%、メルロー 45%、カベルネ・フラン 10%）
Pinot Noir Closerie des Lys 2020（フランス/リムー、オート・ヴァレ地区　ピノ・ノワール100%）
Because, I’m Monastrell from Spain（スペイン/フミーリャ　モナストレル 75%、シラー 25%）

フランス産の赤が2本とスペイン産の赤が1本です。前回に続きそれぞれの価格帯を見てみると、①が1,800程度円、②が2,500円程度、③1,200円程度という感じでした。　前回は初めての定期便体験でしたので無難に低価格のものから飲んでみましたが、今回はその時の気分で飲んでみたいものからスタートすることにしました♪

1本目：Chateau Bellevue La Randee Bordeaux 2016

Chateau Bellevue La Randee Bordeaux 2016は、フランス・ボルドー産の赤ワインで、品種はカベルネ・ソーヴィニヨン 45%、メルロー 45%、カベルネ・フラン 10%のブレンドです。資料やフィラディスの公式サイトによると、この「シャトー・ベルヴュー・ラ・ランデ」は、3,500円以下のボルドー産赤ワインをコスパだけで評価する「バリュー・ボルドー100選」に選出されたことのある注目ワインとのこと。「コスパで評価」ということは、言い換えると「値段以上に味が良い」ということになりますのでとっても期待です♪

レシピはありませんが、ボルドーの名物料理「ラム肉の骨付きグリル」がおすすめマリアージュ料理として書かれていました。グリルだったら特にレシピがなくても簡単に作れそうですね！

しかし、今回私はビーフ料理を合わせてしまいました。。ラムにすればよかったかなと若干後悔は残りますが、お肉の脂っぽさがリフレッシュされる感じがありましたので、マリアージュとしては中レベルくらいだったのかなと推測します。

品種的にカベルネやメルロは良く飲みますので、そのせいかお馴染みの味という印象が強かったです。もちろん普段私がいただくワインよりも良いクオリティであることは間違いありません！しかし、お馴染み感のせいで正直あまり印象に残りませんでした、、、ただお肉料理とペアリングしたので、脂っぽさがワインでリセットされどちらも美味しく楽しむことができました。無難な表現になりますが、ほどよい酸味とタンニンがすごくお肉料理と合っていたと思います♪

やはり、以前のようにソムリエさんからの香り情報が欲しかったと思いました。それを基準に判断したり、その香りを掴もうと一生懸命感覚を研ぎ澄ませたりする体験ができて4月のコースはすごく楽しかったです。今回からなくなってしまったのが本当に、非常に残念！！ぜひ復活を希望です。

2本目：Because, I’m Monastrell from Spain

お次は、ビコーズシリーズの第2弾Because, I’m Monastrell from Spainです。こちらはスペイン・フミーリャ産の赤ワインで、品種はモナストレル 75%、シラー 25%です。このモナストレルという品種はフミーリャ（フミージャとも呼ぶ）の土着品種で「果実味あふれるチャーミングな甘み」があるそうです。

ワインらくらく定期便に含まれるビコーズシリーズはどれも1,500円以下（第2回を終えた現時点で）ですので、ビコーズの1,500円以下ワインはとてもお買い得なのでは・・・と思い始めてきました！　

資料・公式サイトの説明によると、プラムやジャム、オレガノ、ジビエ、黒オリーブのような香りがあると書かれています。ボトルの後ろにもチャートが書かれており、汲み取れる香りに✓マークが入っています。前回のビコーズワインも同様のラベルでしたが、このようなラベルデザインは分かりやすくでとっても良いですね！ラベルでは、プラム・オレガノ・ジビエに✓マークが入っています。

実際に飲んでみると、まず最初にレーズンのような濃い香りと甘さを感じました。私が思ったこのレーズンは、プラム系ということなのでしょうか。また甘さも「ジャム」とありますのでまあまあ当たってるのかな♪とテンションが上がります。

ただ、私にはジビエ感と黒オリーブ感は検知できませんでした。実物のジビエの香りやオレガノの香りは知っているのに、ワインから汲み取るとなると難しく、やはりワインは奥が深いものです。

あと金額的なものもあるのか、品種は初めてのモナストレルでしたが、全体的に飲んだことあるような味のワインに感じました。例えば、ベリーやプラム系の甘さの中にスペイン産ワインで度々感じるキリっとした感じ（スパイシー感というのでしょうか）もあったと思います。

こういった特徴というのは、産地の気候によってある程度傾向があるものなのか？品種によって細かな味や香りに違いがあるのはもちろんですが、全体としての印象にはそれなりに傾向があるのかな・・・などと色々考えてしまいました。まだまだ知らないことが多いですが、やっぱりワインって楽しいと思った時間でした♪

３本目：Pinot Noir Closerie des Lys 2020

最後は、Pinot Noir Closerie des Lys 2020です。こちらはフランス南部にあるリムーとういう町のオート・ヴァレ地区の赤ワインで、品種はピノ・ノワール100%です。　

私は10年近く前に出会った「Belena BOURGOGNE Pinot Noir」でピノに覚醒しました。お手頃価格のものではあったのですが、初めてピノ・ノワールを美味しいと思ったボトルで一気にファンになり、それからというもの、手に届く価格帯の範囲で色々なピノを買って飲んでみました。同じワインをまた入手して今の自分がどんな風に感じるかも確かめてみたいです！ここ3年くらいでは、印象に残ったワインのエチケット収集もはじめ、それに伴い少しずつ知識も増やしている次第です♪

話は逸れましたが、今回のこちらのピノは、公式サイトによると「ブラックチェリーのフルーティさに黒いスパイスのほのかな香り」が楽しめる「芳醇なピノ・ノワール」と説明されています。なんだかワクワクしてしまいますね！

バリック(50%)とステンレスタンク(50%)で6ヶ月熟成とありますので、オーク樽の香りもあるのかなと予想してみます♪

開けてみると、一番最初に感じられたのはとてもフレッシュな葡萄の香りでした。口当たりはとってもさっぱりとしていて酸味はそれほど感じませんでした。プルーンのようなフレイバーもありますが甘さはなく、非常にドライな印象でした！

2回目を終えた感想

今回もそれぞれ個性豊かなワインでとても楽しむことができました。ただやはり、今までのようにソムリエ直伝の香り情報が欲しいなぁと思ってしまいました。フィラディスでは学習を目的とした「比較試飲チャレンジ」という定期コースがあるので、自分で香りを検知したい人はそのような定期コースを利用するしかないのかもしれません。ちなみに比較試飲チャレンジは12か月間固定のコースで月々10,000円（税込/送料無料）です☆

5月分からは冒頭で述べたようにワインコラム付きの冊子が同封されてきますので、こちらは読み物として十分に楽しむことができとてもよかったです。前回までの手作りプリントですと、何となく学校の配布資料感が出てしまいますが、新しい冊子版は見た目もおしゃれなので、すぐ読める場所に置いておいても景観の邪魔にならず非常にありがたいです♪